【佐渡の蔵元紹介 その1】赤泊 北雪酒造

2024.01.23 愉しみ方その他グルメ

米どころで水も豊か、かつては200もの酒蔵があったといわれる地酒の島 佐渡。
現在も5つの蔵元が原料や製法に工夫を凝らした酒造りを行っています。

せっかく佐渡を訪れたなら、佐渡の地酒を味わってほしい。

そこで佐渡マガジンでも5つの酒蔵の魅力を紹介していきます。
第1回目は佐渡を代表する蔵元の「北雪酒造」です。


北雪酒造は明治5年赤泊で創業。以来この地で酒造りを続けています。
趣のある外観が素敵です。
水、米、人、そして佐渡の風土にこだわり、創業以来守り受け継いできた熟練の技に加え、音楽演奏や超音波振動、遠心分離機など新たな発想も取り入れるなど、伝統と革新が融合した酒造りを実践しています。


店舗は駐車場にある酒樽が目印です。
目の前は赤泊港が広がり、見晴らしがいいなぁ。


外観同様、店内は落ち着いた配色で木のぬくもりを感じます。
品質管理のためお酒はドアを隔てたスペースに置かれています。
特別限定酒や季節限定など、市場では手に入りにくいお酒もありますよ。


北雪の人気ブランドYK35シリーズもズラリとならんでいます。
一度飲んだら忘れられない美味しさ。お土産で購入する人も多そうですね。
ちなみにYK35の「Y」は酒造好適米山田錦、「K」は熊本協会酵母9号、「35」は精米歩合35%を表します。


北雪のお酒は海外にも進出。アメリカを始め多くの国で親しまれています。
舌の肥えたセレブたちにも人気があり、ロバート・デ・ニーロさんも北雪のファンなのは有名ですね。
そのきっかけとなったノブ・マツヒサ氏が主宰のレストラン「NOB」とコラボレートしたお酒も販売しています。


今のおすすめは「純米大吟醸 越淡麗」
佐渡産の酒造好適米「越淡麗」を40%まで磨き上げた大吟醸酒です。
華やかでフルーティな香りと柔らかな旨み、そしてキレの良い上品な口当たりで、佐渡の自然が育んだ酒のうまさを堪能できます。
記念日や特別な日に飲みたいお酒です。


店内では「北雪グッズ」もいろいろ販売しています。
シンボルマークの「黒に近い濃紺」色を基調にしたシックなデザインのTシャツもかっこいい!


女性に人気の「北雪梅酒」の仕込みで使用した梅の実も販売しています。
カリカリ食感がくせになります。


奥には試飲コーナーも。
今回のラインナップ。おすすめの純米段吟醸 越淡麗もありました。


スタッフの方と日本酒談義しながら試飲するのもよいですね。
前日までに予約をすれば酒蔵見学もできるので、せっかく訪れるならぜひ体験してみてはいかがでしょう。


赤泊まで来たのなら、少し寄り道していきませんか?
赤泊と言えば、カニ。カニと言えばベニズワイガニの弥吉丸、ですね。
店舗は北雪酒造から車ですぐ。歩いても行けちゃいます。
店内ではカニ足などがかなりお得な値段で販売されています。 (現在は禁漁中のため冷凍品の販売になります)
カニを肴に北雪で一杯。たまりませんね。

話題のスポットもありますよ。チョコレートカフェ「筵CACAOCLUB」やドーナツが美味しい「はまのかふぇCoMaDo」なども車で10分。
史跡や温泉施設もあるので、赤泊で1日満喫できちゃいます。
この冬は赤泊で楽しみませんか?

北雪酒造

【住所】新潟県佐渡市徳和2377-2
【電話番号】 0259-87-3105
【営業時間】9:00~16:30
【備考】酒蔵見学は前日までに予約

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